見せかけロマンチック





そう思った時、お母さんがリビングに入ってきて「なにしてるの?」と言って。

それにパッと顔を上げる。
お兄ちゃんを見ながら私は少しニヤニヤしてしまって。


「…お腹空いた。そういえば私なんも食べてないや」


それを隠すように私はテーブルに着いた。


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「あー…若干目腫れてるわ」


次の日の朝、洗面所で準備を終えてから呟いた。

気づかれないぐらいの腫れかもしれないけど。
常にビジュは完璧でいたかったのに……。
とため息をついてしまう。


「うらー!準備終わったー?」

「今行くー!」


すると、お兄ちゃんの声が聞こえて急いで洗面所を出る。

スクバを持って玄関に向かうと、お兄ちゃんと知世が私を待っていて。