お兄ちゃんと知世の髪をガン見して、どういう構造してんだ?と考えてしまう。
するとお兄ちゃんは、私達を見てキョトンとして。
無自覚お兄ちゃん!
なんて思ってなずを見ると、動揺したように固まっていた。
「…なず?」
「っえ、なに?」
「……なんでもない」
探るような目をする私から目を逸らしたなずに、ハハーンと理解してしまう。
やだ可愛いなあ〜なずは!お兄ちゃん意識しちゃってんだ!
思わずニヤけてしまいそうになって、なずから目線を外すと知世と目が合った。
知世もなずの反応を見て理解したのか私と同じような顔をしている。
……っ、ちょ、まって、ここで目合うのはさすがに笑う……っ!
ニヤける私と知世は、思わずいつもの様に二人して「ぶはっ」と吹き出してしまいそうになって。
咳払いをして誤魔化す。
「はるって罪な男だと思うよ俺」
「なに急に?どういうこと?」
「麗は身内だからいいけど」

