見せかけロマンチック




入るかわかんないけど!入ったらかっこいいよ私……!!


そう思って気合いでゴールに向かってボールを投げる。

私の行動が意外だったのか、応援してる人達からえ!?という声が聞こえてくる。


入れ……!!


───────スパッ


…っ、ええええ!!入った……!!嘘……!!

入ったと同時に、ピーッという音が鳴ってワアアアッと盛り上がる。

正直入ると思ってなかったから、自分でも驚いて目を見開いてしまう。


「天使様ー!!かっこいいー!!!」

「めっちゃドキドキした!!さすがに惚れる!!」


周りの人達の声が耳に入りながら、自分の今の状況を理解する。

え、これ私がちでかっこよくない…!?
どう考えても今の自分かっこいいわ。え、かっこよ。


「麗ちゃんナイスすぎる!ほんとにかっこいいよ!」

「ありがとう…まさか入ると思わなくて」

「麗ちゃんいてくれてよかった!最高だよー!」

「そう言ってくれて嬉しい。私も最高だよ」

「くぁー!!可愛いー!!」


チームの子達の言葉に、照れたように笑う。