しばらくして、ルナが来た。
「月、無事か?」
「うん、ありがとう‼︎ みんなのおかげでなんとか。っていうか、ルナも私の心配してくれてたんだ」
そう言うと、ルナはそっぽを向いて、
「……当たり前だろ。一応は、俺の手下で俺の女なんだからよ」
とボソボソと言った。
耳と頬が赤くなってるのは、夕日のせいじゃないことを、私は知っている。
照れてるんだよね、きっと。
でも知らないふりをしたほうがいいよね。
「ルナも裏でなんかしてくれたんでしょ?」
「あぁ。1番いいのは、ここに来て、どうしようもないこの2人より、月を守ってやることだったのにな」
真剣なまなざしに、私は不覚にもドキッとしてしまった。
「…で、何をしてくれたの?」
それをごまかすように言うと、ルナは私にジトッとした視線を向けた。
「……俺は結美ってヤツの知らせを聞いて、まず手下をあやつることにした。きっと太陽が大本のヤツをなんとかしてくれるだろうと思ったから。俺は急いで紙に、【大地を裏切ることができたら報酬をやる ルナ】って書いたんだ。それをこっそり結美に手下に渡せって頼んだ。その結果、見事に裏切りやがった。だから大地の手下のヤツが本心で言ったのかはわからない。けど、今度何かあったとき、南晴月や俺たちトップ3に関わったときは、伝説のトップ3と言われる俺たちの力を見せつけてやるからって言った。そうしたら手下たちは震え上がって、もうしませんって何回も頭下げてたから、大丈夫だろ」
冷静に言ったルナだけど、きっと必死に私たちを守ろうと思ってくれていたはず。
しかも、敵対しているという太陽や流星を信じて協力する…なんてステキな関係なんだろうと思った。
「ちなみに月ちゃん。俺たち今もなお、敵対してるから、和解したわけじゃないよ」
3人が挑戦的に笑う。
私たちの普通じゃない生活は、これからもまだまだ続きそう。
「月、無事か?」
「うん、ありがとう‼︎ みんなのおかげでなんとか。っていうか、ルナも私の心配してくれてたんだ」
そう言うと、ルナはそっぽを向いて、
「……当たり前だろ。一応は、俺の手下で俺の女なんだからよ」
とボソボソと言った。
耳と頬が赤くなってるのは、夕日のせいじゃないことを、私は知っている。
照れてるんだよね、きっと。
でも知らないふりをしたほうがいいよね。
「ルナも裏でなんかしてくれたんでしょ?」
「あぁ。1番いいのは、ここに来て、どうしようもないこの2人より、月を守ってやることだったのにな」
真剣なまなざしに、私は不覚にもドキッとしてしまった。
「…で、何をしてくれたの?」
それをごまかすように言うと、ルナは私にジトッとした視線を向けた。
「……俺は結美ってヤツの知らせを聞いて、まず手下をあやつることにした。きっと太陽が大本のヤツをなんとかしてくれるだろうと思ったから。俺は急いで紙に、【大地を裏切ることができたら報酬をやる ルナ】って書いたんだ。それをこっそり結美に手下に渡せって頼んだ。その結果、見事に裏切りやがった。だから大地の手下のヤツが本心で言ったのかはわからない。けど、今度何かあったとき、南晴月や俺たちトップ3に関わったときは、伝説のトップ3と言われる俺たちの力を見せつけてやるからって言った。そうしたら手下たちは震え上がって、もうしませんって何回も頭下げてたから、大丈夫だろ」
冷静に言ったルナだけど、きっと必死に私たちを守ろうと思ってくれていたはず。
しかも、敵対しているという太陽や流星を信じて協力する…なんてステキな関係なんだろうと思った。
「ちなみに月ちゃん。俺たち今もなお、敵対してるから、和解したわけじゃないよ」
3人が挑戦的に笑う。
私たちの普通じゃない生活は、これからもまだまだ続きそう。

