そのとき、後ろにグイッと引っ張られた。
「ゆ、結美さんっ⁉︎」
「アンタがケンカに巻き込まれるなんて危ないでしょ。さっさと隠れておけばいいのに」
「どうして結美さんがここに…?」
結美さんは私をチラッと見ると、着いてきなさい、と言い、歩き出した。
結美さんがなんでここにいたのかは謎だけど、結美さんって実はいい人なのかも…。
あれ?ここって…確か、流星の学校…?
待ち受けていたのは…
「結美、連れてきてくれてありがとう」
大地さん⁉︎
「どういたしまして」
結美さんは微笑んだ。
2人って、知り合いだったの?
「月ちゃん。君は重要な役割を果たさせてあげるよ。今は先生が一斉出張で、誰もいなくてチャンスなんだ」
大地さんが不敵な笑みを浮かべると、ぞろぞろと大地さんの手下たちが現れる。
「ここまでの成り行きを全部教えてあげるね」
私の不信感は、やっぱり本当だったんだ…。
「流星が男装させて連れてきた女は、バレバレだったよ。制服をまくってる時点でおかしいと思った。それに、一言も喋らないし。声をかければ、高い声で返事するからね。そこで俺は、トップの地位を利用して、流星をおびき出そうと考えた。流星は、俺ばっかりつかいやがって…。俺はパシられてたんだよ!だけど運がいいことに、流星は転校した。俺はすぐにトップの座に立ち、みんなをまとめ上げた。そして、今日だ。流星がいないときに君に声をかけ、俺と会ったことをナイショにしてほしいと言ったら、見事に守ってくれたね!さすがだよ。流星は伝説のトップ3と呼ばれる1人だったから、残りの2人を調べたらたやすく君をつかまえられたよ。トップ3の1人、太陽のクラスメイトであり太陽のことが好きだという結美と協力した。月を上手く連れてこられたら太陽と付き合えると言っておいてね。今から流星を呼び出して、ここで土下座させてやる‼︎」
私は絶句した。騙された。
大地さんは何を言ってるんだろう。
「ゆ、結美さんっ⁉︎」
「アンタがケンカに巻き込まれるなんて危ないでしょ。さっさと隠れておけばいいのに」
「どうして結美さんがここに…?」
結美さんは私をチラッと見ると、着いてきなさい、と言い、歩き出した。
結美さんがなんでここにいたのかは謎だけど、結美さんって実はいい人なのかも…。
あれ?ここって…確か、流星の学校…?
待ち受けていたのは…
「結美、連れてきてくれてありがとう」
大地さん⁉︎
「どういたしまして」
結美さんは微笑んだ。
2人って、知り合いだったの?
「月ちゃん。君は重要な役割を果たさせてあげるよ。今は先生が一斉出張で、誰もいなくてチャンスなんだ」
大地さんが不敵な笑みを浮かべると、ぞろぞろと大地さんの手下たちが現れる。
「ここまでの成り行きを全部教えてあげるね」
私の不信感は、やっぱり本当だったんだ…。
「流星が男装させて連れてきた女は、バレバレだったよ。制服をまくってる時点でおかしいと思った。それに、一言も喋らないし。声をかければ、高い声で返事するからね。そこで俺は、トップの地位を利用して、流星をおびき出そうと考えた。流星は、俺ばっかりつかいやがって…。俺はパシられてたんだよ!だけど運がいいことに、流星は転校した。俺はすぐにトップの座に立ち、みんなをまとめ上げた。そして、今日だ。流星がいないときに君に声をかけ、俺と会ったことをナイショにしてほしいと言ったら、見事に守ってくれたね!さすがだよ。流星は伝説のトップ3と呼ばれる1人だったから、残りの2人を調べたらたやすく君をつかまえられたよ。トップ3の1人、太陽のクラスメイトであり太陽のことが好きだという結美と協力した。月を上手く連れてこられたら太陽と付き合えると言っておいてね。今から流星を呼び出して、ここで土下座させてやる‼︎」
私は絶句した。騙された。
大地さんは何を言ってるんだろう。

