「晴れてヴァリニア王妃に返り咲いてくれたノーラにひとつ相談があるんだが。」
堅苦しい軍服を脱ぎ捨てて
ラフな服装になったエドリックは
エレオノールにそう切り出す。
待ちわびた甘い甘い初夜の前に
片付けておかなければならないことがあった。
「あら、なあに?改まって。」
エレオノールがエドリックの隣に腰を落とす。
「シャルロットのことなんだが、、、」
シャルロットとは、
クリスティーナの生んだ双子のうち、
存命の王女のことだ。
クリスティーナがローゼンブルク侯爵に降嫁する際、
王家の血を引く娘を外国に連れて行くことは出来ず、
エドリックが引き取ることで話がついた。
エレオノールもそのことは了承済みだ。
「シャルロットは母親と離れ離れになってしまった。彼女の世話はほぼ全てを乳母がしていたからそこは問題ないが、でもやはり母親がいなくて寂しそうなんだ。だから、その、、、」
「あら、そのこと?もちろん、あなたの娘は私の娘よ。早く仲良くなれると嬉しいわ。」
「ノーラからそう言ってくれて嬉しいよ。じゃあ早速会ってやってくれるだろうか。シャルロットも君に早く会いたいそうなんだ。」
「それはかまわないけど・・・もう今は小さい子は寝てる時間なんじゃないの?」
堅苦しい軍服を脱ぎ捨てて
ラフな服装になったエドリックは
エレオノールにそう切り出す。
待ちわびた甘い甘い初夜の前に
片付けておかなければならないことがあった。
「あら、なあに?改まって。」
エレオノールがエドリックの隣に腰を落とす。
「シャルロットのことなんだが、、、」
シャルロットとは、
クリスティーナの生んだ双子のうち、
存命の王女のことだ。
クリスティーナがローゼンブルク侯爵に降嫁する際、
王家の血を引く娘を外国に連れて行くことは出来ず、
エドリックが引き取ることで話がついた。
エレオノールもそのことは了承済みだ。
「シャルロットは母親と離れ離れになってしまった。彼女の世話はほぼ全てを乳母がしていたからそこは問題ないが、でもやはり母親がいなくて寂しそうなんだ。だから、その、、、」
「あら、そのこと?もちろん、あなたの娘は私の娘よ。早く仲良くなれると嬉しいわ。」
「ノーラからそう言ってくれて嬉しいよ。じゃあ早速会ってやってくれるだろうか。シャルロットも君に早く会いたいそうなんだ。」
「それはかまわないけど・・・もう今は小さい子は寝てる時間なんじゃないの?」



