部屋まで案内すると
今度こそ本当に用事がなくなり、
なんとも歯がゆい沈黙が続く。
どうしよう、どうしようと焦るエレオノール。
こんな時あのうるさいレイザークがいれば
彼に茶化されることで
少しは緊張がほどけるかもしれないのに、
とすら思ってしまう。
2人の間の沈黙を破ったのは
エドリックの方だった。
「前から気になってたんだけど、どうして君は家族や友人からノーラと呼ばれているの?」
意外な質問にエレオノールは不意をつかれる。
「ごめん、変な質問をして。ヴァリニア王国だったら、君の名前の愛称はエルか、レオノールのどちらかが一般的だから。」
若干固まり気味のエレオノールを見て、
エドリックが慌てて質問の意図を説明する。
「私は小さい頃、舌っ足らずで自分の名前を上手く発音できなかったの。そんな私の発音をお父様が真似して、それからずっとノーラと呼ばれているわ。」
「なるほど。じゃあ私も君をノーラと呼んでも構わないだろうか。」
なんだかよく分からないけれど
さっきから心臓が暴れっぱなしのエレオノールは
エドリックの問いかけに頷くしかできない。
「ではぜひ私のこともエディと呼んでくれ。私も家族や友人からはそう呼ばれているから。」
今度こそ本当に用事がなくなり、
なんとも歯がゆい沈黙が続く。
どうしよう、どうしようと焦るエレオノール。
こんな時あのうるさいレイザークがいれば
彼に茶化されることで
少しは緊張がほどけるかもしれないのに、
とすら思ってしまう。
2人の間の沈黙を破ったのは
エドリックの方だった。
「前から気になってたんだけど、どうして君は家族や友人からノーラと呼ばれているの?」
意外な質問にエレオノールは不意をつかれる。
「ごめん、変な質問をして。ヴァリニア王国だったら、君の名前の愛称はエルか、レオノールのどちらかが一般的だから。」
若干固まり気味のエレオノールを見て、
エドリックが慌てて質問の意図を説明する。
「私は小さい頃、舌っ足らずで自分の名前を上手く発音できなかったの。そんな私の発音をお父様が真似して、それからずっとノーラと呼ばれているわ。」
「なるほど。じゃあ私も君をノーラと呼んでも構わないだろうか。」
なんだかよく分からないけれど
さっきから心臓が暴れっぱなしのエレオノールは
エドリックの問いかけに頷くしかできない。
「ではぜひ私のこともエディと呼んでくれ。私も家族や友人からはそう呼ばれているから。」



