私に出来ることはやります。
これが正真正銘、働かざる者食うべからず!!!
「将軍二人は時間外労働なんですけど、その分の歩合あったりしますー?」
「へえ。俺値切られるの初めてかも。」
「ちょこっとだけ譲歩してくれると嬉しいなーと思ってるんだけど。」
「どうぞ?」
トキはワクワクした目を私に向ける。
「今度、一緒に海に行かない?」
この値引き交渉に、トキは首を傾げる。
アキトも不思議そうな様子。
「私はアキトに連れてってもらった時に初めて海を見たんだけど、その時に意外と色々思うところがあってね。」
「いや、俺海は何度も見てるけど…。」
「改めて見るとトキも何か発見があるかもしれないじゃん!」
「…単にリンが行きたいだけじゃない?」
はい、図星です。
でもでも!本当に海を見たら私の悩みなんてちっぽけだなーって私は思ったから!
だから、トキにも…と思ったんだけども。
「私ちゃんと頑張るから!一ヶ月しっかり朝稽古やるから!トキお願い!!!」
「俺街とか人混みとか嫌いなんだよね。」
「うっ…。」
確かに全然好きそうじゃない…。
「…いいじゃねえか、トキ。」
ここでアキトが口を開いた。
「少しはお前の気も晴れるだろ。」
「何それ。」
「お前が相手にしてんのはリンだ。相手に不足はねえだろう?」
「…じゃあ二人で行こ、リン。」
「ああ!?俺も行くに決まってんだろ!?」
どうやら三人で行くことになりそう。
私はトキと二人でよかったんだけどアキトは一緒に行きたいみたいだ。
海好きなんだなー。

