家族が帰って行き、お昼過ぎ、今度はすみちゃんがお見舞いに来てくれた。
すみちゃんは病室に入るなり、駆け寄ってきて抱きしめてくれる。
「目が覚めてよかった!! 」
「すみちゃん!」
「記憶が戻らないって先生から聞いてる。でもうちらはいつでも仲良しだったからなんにも問題ないよ」
「うん⋯⋯ごめんね」
「謝らないの。元気になって嬉しい。それだけでいい。うち、小夏のこと大好きなんだから」
「うん! ありがとう」
すみちゃんは、紙袋を差し出して見せてくる。
中には可愛い白いワンピースが入っていた。
「これね、とある人に頼まれてお土産。小夏、これから少しお出かけしてきなよ。うちが準備、手伝ってあげる」
「わぁ、かわいい!!」
「海にね、いったんだよ」
「私がこれ着て?」
「うん。小夏のとても大切な人と。さっ着よう!」
着替え終わると確かにすごくしっくり着て、なんだかドキドキした。
すみちゃんはお守りにって可愛いブレスレットもつけてくれた。
「じゃあうち呼んでくるから」
「誰を?」
「先生とゆかさん。ゆかさんいたら、ひとまず安心でしょ」
「うん。すみちゃん、ありがと」
「うちのせいで⋯⋯ごめんね。あの時、うちがみんなを呼んだから」
「ん?」
「ううん。なんでもないの。きっとまたすぐ会いにくるから」
少し、涙ぐんで帰っていくすみちゃんの顔を見るのが苦しかった。
私がいるとみんなが悲しい顔をする。
こんなの、辛いな。
すみちゃんは病室に入るなり、駆け寄ってきて抱きしめてくれる。
「目が覚めてよかった!! 」
「すみちゃん!」
「記憶が戻らないって先生から聞いてる。でもうちらはいつでも仲良しだったからなんにも問題ないよ」
「うん⋯⋯ごめんね」
「謝らないの。元気になって嬉しい。それだけでいい。うち、小夏のこと大好きなんだから」
「うん! ありがとう」
すみちゃんは、紙袋を差し出して見せてくる。
中には可愛い白いワンピースが入っていた。
「これね、とある人に頼まれてお土産。小夏、これから少しお出かけしてきなよ。うちが準備、手伝ってあげる」
「わぁ、かわいい!!」
「海にね、いったんだよ」
「私がこれ着て?」
「うん。小夏のとても大切な人と。さっ着よう!」
着替え終わると確かにすごくしっくり着て、なんだかドキドキした。
すみちゃんはお守りにって可愛いブレスレットもつけてくれた。
「じゃあうち呼んでくるから」
「誰を?」
「先生とゆかさん。ゆかさんいたら、ひとまず安心でしょ」
「うん。すみちゃん、ありがと」
「うちのせいで⋯⋯ごめんね。あの時、うちがみんなを呼んだから」
「ん?」
「ううん。なんでもないの。きっとまたすぐ会いにくるから」
少し、涙ぐんで帰っていくすみちゃんの顔を見るのが苦しかった。
私がいるとみんなが悲しい顔をする。
こんなの、辛いな。


