キミのために一生分の恋を歌う② -last stage-

本屋さんの次は映画を観ることに。
映画のタイトルは『かくれんぼ』で、私の『edge of……』が主題歌になっていた。

この映画は青春を描く監督作品の中でもシリーズ最高傑作とも名高い話題作だった。
ストーリーはとある女の子がずっと切ない片思いのまま、幼なじみの一人の男の子のことを思っていた。
でもある日、女の子は自分の気持ちを伝えることが出来ないまま、男の子が遠くに引越してしまうことになる。

十数年後、2人は大人になっていた。いつも明るく元気で一緒に遊んでいた男の子は別人のようになっていて、でも女の子にはだけには直ぐにその人だと分かる。
ふとしたきっかけで2人は関わるようになり、互いに惹かれ恋に落ちてしまうというストーリーだ。

一度はすれ違った2人が、再び心のうちを確かめ合い、最後は結ばれる。
ハッピーエンドな作品。

「君のことが大好きーー大好きだった。やっとみつけてくれたんだね、私の初恋ーー」

女の子は最後にそう告げる。
そこに居るのは小さかったあのころの2人ではなくて。
幸せなのにもう戻らない。2人は大人になってしまっている。



そんな切ない気持ちを込めた歌詞。
エンドロールと共に、私の歌声が流れ始める。



ーーさようならは君から言った
友だちになろうと約束したはずなのに
ぜんぶ過ぎ去っていくんだね

宙には星がきらきらと輝いて 夏はどこまでも伸びていく影のよう
hide and seek 私のことどうかさがしてほしい
hide and seek 私のことどうかさがさないでほしい

世界のすみっこから呼びかけるよ
永遠のように遠い場所で君を待ってる
まだ聴こえる あの歌が 約束があるから

どうかまぶしさにおびえないで
君には未来があって
私には思い出がある

君は泣かないでもいいよ 私は苦しくてもいいよ
そばにいられなくてもいいから
どうか立ち止まらないで

手を握って それから指切りをしよう
未来のために
だからお願い 1ミリだけでいいから 消えないで
今日も世界の果てで、君のことを想うから

春が来て夏は過ぎ秋が来て冬がはじまる
だけどもう 愛し君はいないーーー


edge of……
ねえいま君はどこにいるの?
ちゃんと笑えてるの?
どこかで道に迷って泣いていないよね
私はここにいるよ
例え変わってしまっても
ケンカしてすれ違った日さえ今はもう懐かしい


また会おうねと私は手を振った
それが精一杯の強がりだと 君だけは気付いてよ
お願い 私の名前を呼んで
ここにいてと叫んでよ

飛行機雲がどこまでも伸びて 夏の中に置き去りのままの心
hide and seek もういいかい 私見つけて欲しいんだよ
hide and seek もういいよ このままじゃいられないんだよ

世界のすみっこでも君だけを探すよ
私たち すれ違うことはない 消えてしまう思い
それでもまだ聴こえる 君の声が響く

どうか 君は明るい場所にいて
君には希望があって
私には激しい痛みが残り続ける

君はそのままでいてよ 私はあの頃のままでいられなくてごめんね
知りたくなかった 初恋がこんなにも痛いこと
本当に好きだったんだと伝えたい

手を握って それから指切りをしよう
二人のために
だからお願い 1ミリだけでいいから 消えないで
今日も世界の果てで、君のことを想うから

私たちはまた歩き出す、このめぐる季節を
何度でも 何度でも forever love...
そしてまた 君と出会えるハルがやってくるーーー