午前9時前。2時間ぐらい私のベッドでぐっすりと眠ったあと、晴は目を覚ました。
ちょうどそろそろ起こさないとと思っていた頃合いだった。
「はっ! やっちゃった⋯⋯。今何時だ?」
「もうすぐ9時だよ」
「ありがと。ていうか小夏、ずっとそこに座ってたの?」
「うん、晴の方が患者みたいに顔色悪かったし(笑)」
「朝食は?」
「座りながら食べた。職員の人に見られないように部屋の前でスタンバって受け取った」
「色々済まない。起こしてくれて良かったのに」
「ううん、寝顔が可愛くて。本読みつつゆっくり眺めてた」
本当にどっちが患者なんだよと呟きながら、晴はベッドから降りた。
「ごめん。小夏が寝て。診察するから」
「うん」
晴が聴診器を付けたので、私は言われた通りにベットへ入り、晴の診察を受ける。
「うん、昨日沢山暴れた割には調子良さそうだね」
「晴はまだ調子悪そう」
「僕のことはいいから。この調子で行けば14日にはまた外出許可を出せる。でもリハビリとネブライザー(吸入治療)はちゃんとやること」
「はーい。ねぇ晴、私、少しは可愛くなったかな」
「髪型はよく似合ってるよ。すみさんの店では新しい服でも買ったのか?」
ふふ、そっかぁ。晴はプレゼントのことは分かんないのか。鈍感な晴。可愛いなぁ。
「まだ秘密」
「小夏は秘密が多いなぁ。でもまだ僕は怒ってるからね。高瀬さんに小春さんやすみさん、どれだけ心配かけたと思ってる。もう絶対一人で空回りするな。頼りないなら僕以外でもいいから、誰かには必ず相談しなさい」
「うん。考えておく」
「こら! 煮え切らん返事をするな」
また晴に頬っぺたを引っ張られる。
「ひゃめて〜〜」
「じゃあそろそろ、仕事に行く」
「うう痛かった。晴、気を付けて行ってらっしゃい」
晴はやっと頬っぺたを解放してくれ、帰る素振りを見せたあと、そのまま私の頬にキスをした。
「お返しだ」
そしてゆっくり休ませてくれてありがとうと言った。
晴が安心できる場所になれたみたいで本当に嬉しかった。
ちょうどそろそろ起こさないとと思っていた頃合いだった。
「はっ! やっちゃった⋯⋯。今何時だ?」
「もうすぐ9時だよ」
「ありがと。ていうか小夏、ずっとそこに座ってたの?」
「うん、晴の方が患者みたいに顔色悪かったし(笑)」
「朝食は?」
「座りながら食べた。職員の人に見られないように部屋の前でスタンバって受け取った」
「色々済まない。起こしてくれて良かったのに」
「ううん、寝顔が可愛くて。本読みつつゆっくり眺めてた」
本当にどっちが患者なんだよと呟きながら、晴はベッドから降りた。
「ごめん。小夏が寝て。診察するから」
「うん」
晴が聴診器を付けたので、私は言われた通りにベットへ入り、晴の診察を受ける。
「うん、昨日沢山暴れた割には調子良さそうだね」
「晴はまだ調子悪そう」
「僕のことはいいから。この調子で行けば14日にはまた外出許可を出せる。でもリハビリとネブライザー(吸入治療)はちゃんとやること」
「はーい。ねぇ晴、私、少しは可愛くなったかな」
「髪型はよく似合ってるよ。すみさんの店では新しい服でも買ったのか?」
ふふ、そっかぁ。晴はプレゼントのことは分かんないのか。鈍感な晴。可愛いなぁ。
「まだ秘密」
「小夏は秘密が多いなぁ。でもまだ僕は怒ってるからね。高瀬さんに小春さんやすみさん、どれだけ心配かけたと思ってる。もう絶対一人で空回りするな。頼りないなら僕以外でもいいから、誰かには必ず相談しなさい」
「うん。考えておく」
「こら! 煮え切らん返事をするな」
また晴に頬っぺたを引っ張られる。
「ひゃめて〜〜」
「じゃあそろそろ、仕事に行く」
「うう痛かった。晴、気を付けて行ってらっしゃい」
晴はやっと頬っぺたを解放してくれ、帰る素振りを見せたあと、そのまま私の頬にキスをした。
「お返しだ」
そしてゆっくり休ませてくれてありがとうと言った。
晴が安心できる場所になれたみたいで本当に嬉しかった。


