「こちらこそ、お願いします。どうぞ、お掛け下さい。」
そんな俺の様子を見ながら、唯は席を勧めて来る。
「失礼します。」
室長がソファに腰掛けるから、俺もその横に座る。
「どうですか、彼は?」
それを見て、我々の前に座った唯は、河北さんにそんな問い掛けをする。
「呑み込みも早いようです。さすがは専務が目を付けられた方だと思います。」
(呑み込みが速いって、一方的に話を聞かされてただけだし。それに、やっぱり今回の俺の異動は唯の差し金だったってことなのか・・・。)
なんとも居心地の悪い思いをしている俺をよそに、唯と河北さんは何やら話をしていたが、やがて
「じゃ、私はこれで。」
と言って、河北さんは立ち上がるから
「えっ、じゃ僕も・・・。」
慌てて後に続こうとすると
「あなたは引き続き、専務からお話がありますから、それをお聞きしてから戻って来て下さい。」
俺に指示を出し、そのまま退室してしまった。
(なんなんだよ、これ・・・。)
この成り行きが全く納得出来ないでいると
「ソウくん。」
と俺を呼ぶ声と共に、唯がそれまで河北さんが座っていた隣に腰かけて来るから
「ちょ、ちょっと。」
俺は慌てて、身体を離す。
そんな俺の様子を見ながら、唯は席を勧めて来る。
「失礼します。」
室長がソファに腰掛けるから、俺もその横に座る。
「どうですか、彼は?」
それを見て、我々の前に座った唯は、河北さんにそんな問い掛けをする。
「呑み込みも早いようです。さすがは専務が目を付けられた方だと思います。」
(呑み込みが速いって、一方的に話を聞かされてただけだし。それに、やっぱり今回の俺の異動は唯の差し金だったってことなのか・・・。)
なんとも居心地の悪い思いをしている俺をよそに、唯と河北さんは何やら話をしていたが、やがて
「じゃ、私はこれで。」
と言って、河北さんは立ち上がるから
「えっ、じゃ僕も・・・。」
慌てて後に続こうとすると
「あなたは引き続き、専務からお話がありますから、それをお聞きしてから戻って来て下さい。」
俺に指示を出し、そのまま退室してしまった。
(なんなんだよ、これ・・・。)
この成り行きが全く納得出来ないでいると
「ソウくん。」
と俺を呼ぶ声と共に、唯がそれまで河北さんが座っていた隣に腰かけて来るから
「ちょ、ちょっと。」
俺は慌てて、身体を離す。


