午後になり、私たちは新橋駅へ向かうと、そのまま、ゆりかもめのホームを目指す。
「久しぶりだな、ゆりかもめに乗るの。」
「そうだなぁ。仕事じゃ乗らないし、付き合い始めた頃に一回、一緒に乗って以来かもな。」
「そうだね。」
そんなことを言いながら、笑い合っているうちに、列車がホームに滑り込んで来た。
運よく最前列近くの席が空いていて、私たちは並んで腰を下ろした。
列車がゆっくりと動き始める。高層ビルの間を抜け、視界が一気に開ける。
「わぁ……。」
思わず声が漏れた。
東京湾が陽射しを受けてきらきらと輝いている。レインボーブリッジ、その向こうには、お台場の街並み。
「きれい。」
私は窓に顔を近づける。その横顔を見つめながら、総一郎はふっと笑った。
「どうしたの?」
「いや。今日一日、加奈がずっと笑ってるなって思って。」
「当たり前じゃない。」
「えっ?」
「だって、楽しいんだもん。」
そう言って、私はまた笑う。本当に心からの笑顔だと、自分でも思う。
「そうだな、僕も楽しい。」
そんな私を見て、総一郎も笑うとそっと私の右手を握る。
私はその手を握り返した。
「久しぶりだな、ゆりかもめに乗るの。」
「そうだなぁ。仕事じゃ乗らないし、付き合い始めた頃に一回、一緒に乗って以来かもな。」
「そうだね。」
そんなことを言いながら、笑い合っているうちに、列車がホームに滑り込んで来た。
運よく最前列近くの席が空いていて、私たちは並んで腰を下ろした。
列車がゆっくりと動き始める。高層ビルの間を抜け、視界が一気に開ける。
「わぁ……。」
思わず声が漏れた。
東京湾が陽射しを受けてきらきらと輝いている。レインボーブリッジ、その向こうには、お台場の街並み。
「きれい。」
私は窓に顔を近づける。その横顔を見つめながら、総一郎はふっと笑った。
「どうしたの?」
「いや。今日一日、加奈がずっと笑ってるなって思って。」
「当たり前じゃない。」
「えっ?」
「だって、楽しいんだもん。」
そう言って、私はまた笑う。本当に心からの笑顔だと、自分でも思う。
「そうだな、僕も楽しい。」
そんな私を見て、総一郎も笑うとそっと私の右手を握る。
私はその手を握り返した。


