出会った頃の私たちは、大学受験を控えた高校三年生だった。
あれから紆余曲折を経て付き合い始め、もうすぐ四年。今年、私たちは二人とも三十歳という節目を迎える。
付き合い始めた頃、総一郎は新卒で入った会社を辞め、今の会社へ転職したばかりだった。
そんな私たちを待っていたのは、強烈なすれ違いの日々だった。
土日祝日休みの私に対して、引越業界に勤める総一郎はその時が書き入れ時。
彼が休みの平日は、私は残業の嵐で仕事帰りに待ち合わせ・・・なんて望むべくもない。それでも有休を取ったりして、なんとか時間をやりくりして、私たちはお付き合いを続けて来た。
『会いたい男女は、どんなことをしても会うものだけど・・・やっぱり大変そうだね。』
そんな私たちの様子を遠くから見ていた、高校以来の親友塚原由夏に電話越しに言われ
「これじゃ、遠恋と変わらないよ。」
私が思わず嘆くと
『ううん、遠恋より厳しいと思う。』
と真剣な声で言われてしまった。
あれから紆余曲折を経て付き合い始め、もうすぐ四年。今年、私たちは二人とも三十歳という節目を迎える。
付き合い始めた頃、総一郎は新卒で入った会社を辞め、今の会社へ転職したばかりだった。
そんな私たちを待っていたのは、強烈なすれ違いの日々だった。
土日祝日休みの私に対して、引越業界に勤める総一郎はその時が書き入れ時。
彼が休みの平日は、私は残業の嵐で仕事帰りに待ち合わせ・・・なんて望むべくもない。それでも有休を取ったりして、なんとか時間をやりくりして、私たちはお付き合いを続けて来た。
『会いたい男女は、どんなことをしても会うものだけど・・・やっぱり大変そうだね。』
そんな私たちの様子を遠くから見ていた、高校以来の親友塚原由夏に電話越しに言われ
「これじゃ、遠恋と変わらないよ。」
私が思わず嘆くと
『ううん、遠恋より厳しいと思う。』
と真剣な声で言われてしまった。


