「いただきます。」
「いただきます。」
手を合わせて、私たちは箸を手に取る。
「昨日も遅かったみたいだね。」
「ごめん、起こしちゃった?」
「シャワ-の音が聞こえたから、でもすぐにまた寝ちゃったんで。」
「そっか。そう言えば、昨日もお夕飯作ってもらっちゃったみたいで。引越し作業であなたも疲れてたのに・・・。」
「たまの肉体労働だから、ちょっと疲れたのは確かだけど、でも全然大丈夫さ。」
そう言って、総一郎は爽やかな笑顔を向けてくれる。その笑顔は嬉しいけど
「無理しないでね。」
思わず言ってしまうと
「それはこっちのセリフ。今更だけど、国家公務員の仕事、ハード過ぎるよ。君が身体を壊さないか、本当に心配だよ。」
逆に心配されてしまう。
「もう慣れちゃった。それに、国会が落ち着けば、少しは楽になるだろうし、六月には異動もあるだろうから。」
私も笑顔で答えるが、総一郎は本当?って顔をしている。もう二年、一緒に暮らしているから、私の言葉が気休めだとわかっちゃってるのだろう。
それでもこうして彼と笑顔を交わしながら話せる時間は、私にとっては本当に大切な時間。でも、気がつけば、時計の針は容赦なく出勤の時間へ近づいていた。
「いただきます。」
手を合わせて、私たちは箸を手に取る。
「昨日も遅かったみたいだね。」
「ごめん、起こしちゃった?」
「シャワ-の音が聞こえたから、でもすぐにまた寝ちゃったんで。」
「そっか。そう言えば、昨日もお夕飯作ってもらっちゃったみたいで。引越し作業であなたも疲れてたのに・・・。」
「たまの肉体労働だから、ちょっと疲れたのは確かだけど、でも全然大丈夫さ。」
そう言って、総一郎は爽やかな笑顔を向けてくれる。その笑顔は嬉しいけど
「無理しないでね。」
思わず言ってしまうと
「それはこっちのセリフ。今更だけど、国家公務員の仕事、ハード過ぎるよ。君が身体を壊さないか、本当に心配だよ。」
逆に心配されてしまう。
「もう慣れちゃった。それに、国会が落ち着けば、少しは楽になるだろうし、六月には異動もあるだろうから。」
私も笑顔で答えるが、総一郎は本当?って顔をしている。もう二年、一緒に暮らしているから、私の言葉が気休めだとわかっちゃってるのだろう。
それでもこうして彼と笑顔を交わしながら話せる時間は、私にとっては本当に大切な時間。でも、気がつけば、時計の針は容赦なく出勤の時間へ近づいていた。


