「大丈夫です、というか私たちは国会が止まることを前提に動いてませんから。」
なんか、彼の口調が揶揄われているように聞こえて、カチンと来た私は、少し強い口調で言い返した。
横の茉莉がびっくりしたような顔で私を見る。
「悪い悪い。今のは俺の言い方が悪かった。さすが加奈ちゃんだ。」
秘書官はそう言って笑うと、私の頭をポンポンしてくる。
「ちょっと、止めてください。ここはサークルの部室じゃないんですよ。」
「だから、固いことを言うなって。俺と加奈ちゃんの仲だろ?」
こちらは真剣に釘を刺しているのに、秘書官の方は全く意に介していない。私は思わず眉をひそめるが、これ以上言っても無駄だろうと諦めて、黙って箸を進めた。
大臣には二人の秘書官が付く。一人は役所が任命する事務秘書官。もう一人は、大臣自身が連れて来る政務秘書官だ。
山本慎太郎さんは、山本慎一議員の長男で、その秘書を務めていたが、父親の厚労大臣就任に伴い、政務秘書官になった。
そして大学時代のサークルの三年先輩。
昔から距離の近い人だった・・・近過ぎるくらいに。
なんか、彼の口調が揶揄われているように聞こえて、カチンと来た私は、少し強い口調で言い返した。
横の茉莉がびっくりしたような顔で私を見る。
「悪い悪い。今のは俺の言い方が悪かった。さすが加奈ちゃんだ。」
秘書官はそう言って笑うと、私の頭をポンポンしてくる。
「ちょっと、止めてください。ここはサークルの部室じゃないんですよ。」
「だから、固いことを言うなって。俺と加奈ちゃんの仲だろ?」
こちらは真剣に釘を刺しているのに、秘書官の方は全く意に介していない。私は思わず眉をひそめるが、これ以上言っても無駄だろうと諦めて、黙って箸を進めた。
大臣には二人の秘書官が付く。一人は役所が任命する事務秘書官。もう一人は、大臣自身が連れて来る政務秘書官だ。
山本慎太郎さんは、山本慎一議員の長男で、その秘書を務めていたが、父親の厚労大臣就任に伴い、政務秘書官になった。
そして大学時代のサークルの三年先輩。
昔から距離の近い人だった・・・近過ぎるくらいに。


