「結構重いっ!!」
あ〜丘!!あそこにしよう!!
「田中!田中!大丈夫?!」
「くっ、、!あ、りが、とう、、」
「素直になったじゃん」
よし、この辺なら遠いし大丈夫かな、、!
ドサッ
「あ〜どーしよ、、手当て、、」
とりあえず一旦寝かせて、、絆創膏、、!!
「おーい!!美咲ちゃーん!!」
誰か来る、、
ん?あれは、、太一君!!
「太一くん!!!」
「はーい♡太一君だよ〜!あ、あれ?あらあら場違いだった?!」
「違うの!違う!!実は田中が怪我してて!」
「えっ、さっきのパトカー来てたやつ?!」
えっ、パトカー来てたんだ、、
「あ、そう、、田中がドクロにボコられてて、、それで、、つい、、ドクロボコっちゃった、、」
「ドクロ、、?ま、まぁいいや俺救急箱借りてくる!!」
「あ、ありがとう!!」
「うっ、、た、いち?」
弥希が起き上がる。
「田中!」
「は?お前、、なんで、、、」
「それはどうでもいい!結構ボコられてるんだから安静にしてなよ!」
「うぁっ、、いってぇー、、」
顔は少しだけだけど足とか酷いアザが出来てる、、
綺麗な浴衣もちょっと破れてるし、、
「ねぇ、、あんたどうしたの?強いんじゃないの?」
「うるさい、、」
「、、、殴ってた奴が顔とかいってたけど、それ?」
「わかってんなら、聞いてくんなよ」
「あ、ごめん、、」
「チッ、昔いじめられてたんだよ」
「女男とか、オカマとか」
「中学に上がったら言われなくなった。」
「でも今度は女どもが可愛いやらなんやら言って変なの目で見てくるし、男どもはそれに嫉妬して三股してるだとか変な噂流すし」
「だから強くなった。なのに強くなったとたんにみんな手のひら返し」
「だから人と関わるのは嫌い。」
「お前はしょうもないとか思うだろうけど、こんな事でもトラウマなんだよ」
「この顔が嫌いなんだよ!顔の事を言われても言い返せない、自分が嫌いなんだよ、、、」
「自分が情けない。」
「そっか」
「人と関わりたくないって言ってるけどさ、でも、私の事助けてくれたじゃん!」
「え?」
「あ、あれは、、」
「全然情けなくないじゃん」
「私がさっき助けたのは顔とかじゃなくてこの前助けてくれたから。」
「他の人からどう思われてるかわかんないけど、少なくとも私は田中の事は困ってる時に助けてくれる良い奴って思うよ。」
「色々な事があって自分の顔が嫌いなんだろうけど、勿体ないよ。そんな奴らの言葉は忘れて、自分に誇りを持って欲しい。」
「私は田中の顔、凄く綺麗だと思う。」
「、、、何キモい事言ってんだよ、、、バカ、、」


