最期に幼なじみに会いにいく

……俺?

「ん?どうした?」

「あんまり低い声出さないの!!怖いでしょ!」

と頬をぷくーと膨らませて怒ってきた

……かわいい

「ん。ごめんな」

俺は素直に謝った

「分かればよろしい!」

そう言って微笑んだ姫叶。

破壊力えげつないな……結兎まで顔赤いし

「え?なんでみんな顔赤いの?熱?」

こいつ……鈍感なのか?

まぁいいや、これからは俺が守るし




この時の俺はまだ知らなかった。姫叶が突然消えた理由、この学校になぜ来たのか。そして―――
全てを知って絶望することも知らずに―――