「……お、大いに安心しました」
「なら良かった」
千莉くんは起き上がって、笑みを向けてくれたけど、その隣でうつ伏せになる夢莉くんは違った。
「あー、でも夏と冬を乗り越えられても、すみれの愛情が足りないと、ぼく……弱っちゃうから気をつけてね?」
可愛く小首を傾げ、上目遣いで私を見てくる。その姿を見た千莉くんもまた……
「僕も。双子なんだから、二人分くれないとダメだよ?」
と軽く上目遣い。
おもむろにアピールされてるのは分かるんだけど……綺麗なお顔で上目遣いされたらね……もうこれは、
「がんばります」
としか言えない。



