花系男子はアナタっ子


「太陽、お前何してんだよ。離れろ。時間過ぎたら俺らまでごちゃごちゃ言われんだろうが」

「いーやっだぁー!オレは離れないもん!」

「あ?」

「っ……離れたらオレの元気のなにもかもなくなるんですー!だからすみれ行かないでぇ……!!」

一瞬、蒼葉くんの顔にひるんだ太陽くんだけど、やっぱり諦めない模様。
すると、橙果くんがしゃがみ太陽くんの手を優しく叩いた。

「こればっかりは、どうにもならないよ。太陽くん」

「でもぉ……」

「僕だって、すみれちゃんともっと一緒に居たいし、なんなら二人きりがいいし、本当は同じ布団で寝たいと思ってることを隠してるんだよ」

「……隠せてねぇよ。全部な」

太陽くんが嫌々とごねてると、閉じかけてた双子の目が開かれた。

「ぼくだって、一緒に寝たいのにっ……」

「そうだね……でも、男女別だから我慢するしかないっ」

「……双子も黙れ」