花系男子はアナタっ子


──班のメンバー……二人を除いて作った晩御飯はとてもうまくいった。

運ぶ最中、夢莉くんに『隣じゃなきゃイヤ』って言われたから、橙果くんと夢莉くんに挟まれての食事に。


「んま、うまい!いくらでも食べれそうなブラックホール胃袋になりそう……」

頂きますの合図からわずかでおかわりをした太陽くん。
ガツガツと食べる太陽くんを見て、夢莉くんは若干引き気味。

「なにもしてねぇ奴が一番食ってんな」

「ははは、疲れすぎて食欲がわかないんじゃないかって心配したけど、大丈夫そうだね」

私たちはおかわりはいらなそうだけど。

「……ぼくはわかないよ」

「そうなのかい?なら僕が君の分も食べようかな。すみれちゃんが作ってくれたもだしね」

ちらり、と夢莉くんのご飯を見る橙果くんに、ハッとし夢莉くんは箸をとった。

「っ!今お腹空いたからダメ。すみれのご飯はあげないよ」


食欲がでたみたいだけど、作ったの私だけじゃないんだけどね……

でも沢山動いたし、ちゃんと食べなきゃだから結果オーライかな。