花系男子はアナタっ子





ギリギリまで忘れ物はないかのチェックをし、むかえた林間学校当日──


少し寂しさを感じながらも、バスに乗り一度の休憩を挟んで目的地へと向かう。

……わけだけど、夢莉くんと蒼葉くんのバスの席争いがあったり、止めに入ったはずの千莉くんも巻き込まれて、すでに朝から大変だった。

私は友達座るって、話をしたら一瞬で静かになったけど。

今度は私の近くに座るだのなんだのって、すでに座ってた子に譲ってもらったりしてた。
双子は私の前に、蒼葉くんは通路を挟んだ隣に。座ってからも大人しくしないから、何度か先生に注意されてたっけ。

お菓子あげる、ってシートベルト取っちゃうから……

でも着くころには三人とも落ち着きを取り戻した。

──登山の体力残ってるかな……


ちょっと心配かも。