*
*
荒れそうなだな、って心の中で覚悟してた。してたんだけど──
「百合水くんたち、わたしたちと同じ班にならない!?」
「えー千莉くんうちに来てよー」
「夢莉くんこっち入って!おねがーい!」
「緋衣くんと同じ班になりたい!」
しおりには目を通しとくように言われたけど、班決めの流れが二年目でわかっているからか、予約が思いの外殺到してて……
私たちの教室は女子で完全に定員オーバー状態。
三人の誰の姿も見えやしない。
三人からは私のことが見えるって言ってたけど……人酔いしそう。
だから一時避難しようと、私は教室から離れた。
遠退いていく声に胸を撫で、私は階段のあいている窓から外の空気を吸った。
「……はぁー落ち着く」
人気者は凄いななんて、考えていれば、ポンと肩を叩かれた。
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荒れそうなだな、って心の中で覚悟してた。してたんだけど──
「百合水くんたち、わたしたちと同じ班にならない!?」
「えー千莉くんうちに来てよー」
「夢莉くんこっち入って!おねがーい!」
「緋衣くんと同じ班になりたい!」
しおりには目を通しとくように言われたけど、班決めの流れが二年目でわかっているからか、予約が思いの外殺到してて……
私たちの教室は女子で完全に定員オーバー状態。
三人の誰の姿も見えやしない。
三人からは私のことが見えるって言ってたけど……人酔いしそう。
だから一時避難しようと、私は教室から離れた。
遠退いていく声に胸を撫で、私は階段のあいている窓から外の空気を吸った。
「……はぁー落ち着く」
人気者は凄いななんて、考えていれば、ポンと肩を叩かれた。



