花系男子はアナタっ子

「今日は花瓶の中できっちり教えて上げるね」

「今までこんなことなかったんだから!みっちりね!」

「……橙果のやつは一度話せば分かるタイプだろうけど、こいつは時間がかかるタイプだろうし。お前に迷惑かからないよう俺たちから話す」

まずは花になりな!と夢莉くんに言われた太陽くんは嫌がりながらも私に思い切り抱きつき戻った。

「……すごい動いてる」

手のひらの上で異常な動きを見せるひまわり。その姿を覗いてから、三人も同じように戻った。

普段より双子の動きがすごい。

これで部屋には行けるけど、太陽くん大丈夫かな。


──花瓶に戻した直後からカサカサと音が聞こえるくらい、しばらく花たちのご指導は続いた。