花系男子はアナタっ子

ずっと楽しそうなお母さんの発言にむせた。

「っ何言ってんの。この子達はそういうんじゃ──」

「まあ!」

「ん?」

私が言い終わる前に、お母さんが手を合わせて笑う。

「……なっ!?」

蒼葉くんを抜いた四人が、まっすぐ手を上げていたのだ。


「ぼくなる!」

「いやオレでしょ!」

「僕だよね。すみれ」

「フフッ僕も君の特別になりたいな」


この光景に、私よりお母さんがときめいちゃってる気が……

「うちの子、モテモテなのね……ママ的に皆オッケーだけど」

──……はい?

いやいや、このペースに巻き込まれてなるものか。

「……お友達です!そろそろ皆帰る時間だから見送りしてくるね!」