*
*
一階から『すみれ手伝ってー』の声に、私は部屋を出た──までは良かったのに。
「……おいしー!オレおかわり!下さい!」
「はや!」
「夢莉、対抗しようとしないの」
「美味しいね。ありがとう、お母様」
「……はぁ」
何故か五人共リビングに来ちゃうという……だから蒼葉くんにこっそり聞いてみた。
「ねぇ蒼葉くん、何で皆来ちゃったの?」
「あいつ……あのひまわり野郎が、オレも!とか言ってダッシュでついていきやがったのを、双子が止めに行った。……けど無理で俺らも来いって呼ばれたんだよ」
──ああー……なんか想像出来てしまう。
私たちの声が聞こえたのか、横から橙果くんが入ってきた。
「ごめんね。騒がしくして」
そんなことないよ、と言おうとしたところに、お母さんがニコニコとしながらキッチンから戻ってくる。
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一階から『すみれ手伝ってー』の声に、私は部屋を出た──までは良かったのに。
「……おいしー!オレおかわり!下さい!」
「はや!」
「夢莉、対抗しようとしないの」
「美味しいね。ありがとう、お母様」
「……はぁ」
何故か五人共リビングに来ちゃうという……だから蒼葉くんにこっそり聞いてみた。
「ねぇ蒼葉くん、何で皆来ちゃったの?」
「あいつ……あのひまわり野郎が、オレも!とか言ってダッシュでついていきやがったのを、双子が止めに行った。……けど無理で俺らも来いって呼ばれたんだよ」
──ああー……なんか想像出来てしまう。
私たちの声が聞こえたのか、横から橙果くんが入ってきた。
「ごめんね。騒がしくして」
そんなことないよ、と言おうとしたところに、お母さんがニコニコとしながらキッチンから戻ってくる。



