花系男子はアナタっ子


その姿を見送り、私はドアの前で脱力し座り込んだ。

すぐに双子が私のところに来てくれたけど、今のは堪えた……

びっくりしすぎて心臓バクバクしてるもん。双子が背中を擦ってくれるけど、なかなか静まらない。


「な、なんかごめんね?お母さんが帰ってきたの、私気づかなくて……驚かせちゃったよね」

「僕たちは全然構わないけど、大丈夫?」

「すみれママ、ぼくらを見て驚いてたけど嬉しそうだったよね?」

「……て言うか、お前らが騒いだせいだろ」

伸びをした蒼葉くんが椅子にだらんと寄りかかる。
お前ら、に含まれるであろう──夢莉くんと太陽くん。

「ごめんてば……でも仕方ないでしょ」

「オレもか!」

「ぼくより君の声が一番うるさいけどね!」

「だからやめろお前ら」