花系男子はアナタっ子


「でしょ!」

蒼葉くんと千莉くんに同意を求める夢莉くん。

「そうだな。俺らはずーっとすみれに大事にされてきた身であり花だしな」

「僕も、負ける気しないし。君たちにヤキモチをやく必要はないかな」

「ほらね!」

夢莉くんは満足そうに腰に手をあて、キリッとした顔を向ける。

橙果くんは落ち着いた様子だけど、
今度は黙って聞いていた太陽くんがムッとする。

「そういう仲間外れみたいなのよくないぞ!オレたち花は皆友達だろ!」

「まぁ……友達になるのはいいとしても、すみれにそんなベタベタしないでってこと!」

夢莉くんと太陽くんは面と向かって言い合う。
そこに橙果くんが割って入った。

「……どうしてだい?僕らがすみれちゃんにベタベタしても、妬いたりしないんだろう?」

「それとこれとはっ──ん?」


言い返そうとした時、夢莉くんがふとドアの方をみて止まった。