花系男子はアナタっ子


「まぁなんとなく気持ちは分かるよ。初期の君達に加え、すみれちゃんを囲む男子が二人も増えたのだから」


眉を寄せる蒼葉くんと双子。
ぴりついた空気──だけどその空気を読まない子が一人。


「ん?……あ!ヤキモチか!」

ひらめいた!と言わんばかりに口にした太陽くん。

それがトドメとなったらしく、とうとう夢莉くんの堪忍袋(かんにんぶくろ)()がきれてしまった──

ベッドから飛び下り、夢莉くんは二人に向かって鋭い目を向ける。


「ヤキモチもなにも!そもそも君たちはぼくらと違うの!一からずーっと、たーくさん愛をもらってきたぼくらとはね!」

だからヤキモチをやくまでもない!、と。