「……つまり、警戒してた時は愛情蓄え中だったわけ?」
「そういうことになるな。でもアイツはひまわりじゃねぇ。庭にいるやつだ」
庭──
「それだよすごく気になるのは!」
「僕も、庭にあるハナカイドウより、部屋にあるひまわりの方が一緒の時間が多いからひまわりだと思ってたんだけど……」
「……意味分からないー!」
夢莉くんも椅子に座って、机に思い切り伏せた。
座って悩む双子を横目に、蒼葉くんは私を見据える。
「……お前」
「え……?」
「あの庭のやつにそんな構ってたのか。俺らの知らないうちに」
「そ、そんなことないよ?様子は部屋の窓からも見えるし……水やりくらいしか」
ぐっと詰め寄られるも、蒼葉くんは離れて腕を組み息を吐いた。
「なっちまったもんは仕方ねぇ。……アイツの様子をうかがいながら帰るしかないだろ」



