巫女&十二支擬人化男子、学園をナイショで守護してます!

ーーバチッ! ドーン!


「きゃー⁉︎ なに、なに⁉︎」


 目の前が白一色の閃光に染まって、おまけに、この世の終わりかと思うほどの大きな音がした。

 び、びっくりした! それに、なんだか体中がちょっとビリビリしてるんだけど⁉︎


「ま、まさか私たちに雷が落ちた……わけないよね?」

「いや、直撃した」

「はあ⁉︎ 直撃ぃ⁉︎」

「大丈夫だ。郁兎がいるからな」


 その郁兎君は恐怖のせいか、両耳が垂れ耳ウサギみたいにダランと垂れてプルプル震えている。

 この状態のなにがどう大丈夫なのか、まったくわからない。


「こう見えて郁兎は結界術(けっかいじゅつ)の使い手なんだ。さっきの直撃も郁兎が守ってくれたんだぜ」

「え!? 郁兎君、ありがとう! 郁兎君の神通力ってすごいんだね!」

「ううん。すごくないの……。だって僕、自分がどうやって結界張ってるのかよくわかってないの……」

「それ、マジ!?」

「うん。でもなぜかいつも成功するから、たぶん今度も大丈夫なの……」

「いや、たぶんじゃ困る! 命にかかわる問題だから確実性がほしいです!」