「由巫~。俺らのことも忘れんといてや」
「グス。もとの姿に戻っちゃったの……」
志狼君の足元には、お耳がピンと立った小さな白兎と、細い尻尾をフリフリ揺らすグレーのネズミがちょこんと座っている。
これは郁兎君と、宙太君だね。めっちゃリアルな兎とネズミだあ。
でも両方とも、志狼君に負けないほどの神々しいオーラを身にまとっているのがわかる。
神聖なネズミなんて初めて見たよ。やっぱり十二支って特別な存在なんだね。
「本来の姿に戻れたのはラッキーだな。早く龍生を探そう」
「せやな。なんだか雨がどんどん強くなってるようやしな」
ーーピカッ! ドーン!
目もくらむような強烈な光と、耳をつんざく音が襲ってきて、私は悲鳴を上げた。
うわ、ついに雷が落ちた! しかもかなり近くない?
こわごわと空を見上げたら、そこにとんでもないものを発見してまたまた大声を張り上げてしまった。
「りゅ……龍⁉︎」
ちょうど私たちの真上あたりの、遥か高い空に龍が飛んでいた。
日本昔話によく出てくる、まさにあの姿。二本の角に四本足。全身が輝く鱗に覆われた神秘の生命体。
あれってもしかして……。
「龍生や! あれは龍生の神通力の雷や!」
やっぱりあれが龍生君⁉︎
すごい。本来の姿の龍生君ってあんなにかっこいいんだ。
いや、人間の姿の時の龍生君も飛びぬけてイケメンではあるけど。
とにかく無事に見つかってよかった。
「グス。もとの姿に戻っちゃったの……」
志狼君の足元には、お耳がピンと立った小さな白兎と、細い尻尾をフリフリ揺らすグレーのネズミがちょこんと座っている。
これは郁兎君と、宙太君だね。めっちゃリアルな兎とネズミだあ。
でも両方とも、志狼君に負けないほどの神々しいオーラを身にまとっているのがわかる。
神聖なネズミなんて初めて見たよ。やっぱり十二支って特別な存在なんだね。
「本来の姿に戻れたのはラッキーだな。早く龍生を探そう」
「せやな。なんだか雨がどんどん強くなってるようやしな」
ーーピカッ! ドーン!
目もくらむような強烈な光と、耳をつんざく音が襲ってきて、私は悲鳴を上げた。
うわ、ついに雷が落ちた! しかもかなり近くない?
こわごわと空を見上げたら、そこにとんでもないものを発見してまたまた大声を張り上げてしまった。
「りゅ……龍⁉︎」
ちょうど私たちの真上あたりの、遥か高い空に龍が飛んでいた。
日本昔話によく出てくる、まさにあの姿。二本の角に四本足。全身が輝く鱗に覆われた神秘の生命体。
あれってもしかして……。
「龍生や! あれは龍生の神通力の雷や!」
やっぱりあれが龍生君⁉︎
すごい。本来の姿の龍生君ってあんなにかっこいいんだ。
いや、人間の姿の時の龍生君も飛びぬけてイケメンではあるけど。
とにかく無事に見つかってよかった。


