そんなにたくさん女統領がいるんじゃ、もっと情報がないと絞り込めない。
十二支探しも、寅と兎がまだ見つかってないし。
なにか情報、情報……。あ、そういえば。
「怪奇好きの春菜から聞いたんだけどね、美術室の怪談が校内で話題になっているらしいの」
「ほう? どんな怪談じゃ?」
「うちの美術室の壁に飾られている、とっても大きな水墨画の怪談だよ」
「水墨画とな? たしか墨の一色だけで描かれる絵のことじゃな」
「うん。風景画なんだけど、その景色が変化するってうわさなんだ」
山の形や川の流れが一瞬で変わるんだって。でも、次の瞬間には元の絵に戻っているらしい。
よくある学校の怪談だとは思うけど、話題になったのは最近のことだ。前はそんな話ぜんぜん聞かなかった。
「ふむ。調べてみる価値はありそうじゃな」
「じゃあ、さっそくこれから行ってみよっか?」
「そうじゃな。とりあえず今ここにいる全員で……」
ーーバターン!
「羊太君⁉︎」
龍生君が話している途中で、とつぜん羊太君が気を失って倒れてしまった。
どうしたの⁉︎ まさか敵の攻撃⁉︎
「羊太君、だいじょうぶ⁉︎ しっかりして!」
「……すぴー」
「え? すぴー?」
十二支探しも、寅と兎がまだ見つかってないし。
なにか情報、情報……。あ、そういえば。
「怪奇好きの春菜から聞いたんだけどね、美術室の怪談が校内で話題になっているらしいの」
「ほう? どんな怪談じゃ?」
「うちの美術室の壁に飾られている、とっても大きな水墨画の怪談だよ」
「水墨画とな? たしか墨の一色だけで描かれる絵のことじゃな」
「うん。風景画なんだけど、その景色が変化するってうわさなんだ」
山の形や川の流れが一瞬で変わるんだって。でも、次の瞬間には元の絵に戻っているらしい。
よくある学校の怪談だとは思うけど、話題になったのは最近のことだ。前はそんな話ぜんぜん聞かなかった。
「ふむ。調べてみる価値はありそうじゃな」
「じゃあ、さっそくこれから行ってみよっか?」
「そうじゃな。とりあえず今ここにいる全員で……」
ーーバターン!
「羊太君⁉︎」
龍生君が話している途中で、とつぜん羊太君が気を失って倒れてしまった。
どうしたの⁉︎ まさか敵の攻撃⁉︎
「羊太君、だいじょうぶ⁉︎ しっかりして!」
「……すぴー」
「え? すぴー?」


