今、自分の表情筋がビキッと固まったのがわかった。
な、なんか龍生君が、すごいさわやかな笑顔ですごい怖いことを言った気がするんだけど……。
聞き間違いかな? 聞き間違いだよね? お願いだから、そうだと言って!
「も、もしかして今、カラス天狗って言ったかな?」
「そうじゃ」
あっさり肯定されて、顔からサーッと血の気が引いた。
うそでしょ⁉︎
すべてが終わって平和が訪れて、めでたしめでたしじゃなかったのお⁉︎
「……なによ、それ」
「カラス天狗を知らぬのか? 口元が大きなクチバシでな、山伏の衣装を着ていて、羽があって……」
「いや、カラス天狗は知ってるよ! そうじゃなくて、なんでその天狗さんが暴れてるのかって聞いてるの! だって鍋島先生がいなくなって、もうすべての事件は終わったじゃん!」
「なにを言っておるのじゃ? まだぜんぜん終わってはおらぬぞ?」
「なんで!?」
「勾玉に封印されていた魔物はぜんぶで九十九匹じゃ。あの化け猫とは無関係な魔物が、まだまだ野放しなのじゃ」
「えぇー!?」
九十九って、なにその中途半端な数字! あと一匹足せばキリがいいのに!
いや、問題はそこじゃないでしょ落ち着け、私!
な、なんか龍生君が、すごいさわやかな笑顔ですごい怖いことを言った気がするんだけど……。
聞き間違いかな? 聞き間違いだよね? お願いだから、そうだと言って!
「も、もしかして今、カラス天狗って言ったかな?」
「そうじゃ」
あっさり肯定されて、顔からサーッと血の気が引いた。
うそでしょ⁉︎
すべてが終わって平和が訪れて、めでたしめでたしじゃなかったのお⁉︎
「……なによ、それ」
「カラス天狗を知らぬのか? 口元が大きなクチバシでな、山伏の衣装を着ていて、羽があって……」
「いや、カラス天狗は知ってるよ! そうじゃなくて、なんでその天狗さんが暴れてるのかって聞いてるの! だって鍋島先生がいなくなって、もうすべての事件は終わったじゃん!」
「なにを言っておるのじゃ? まだぜんぜん終わってはおらぬぞ?」
「なんで!?」
「勾玉に封印されていた魔物はぜんぶで九十九匹じゃ。あの化け猫とは無関係な魔物が、まだまだ野放しなのじゃ」
「えぇー!?」
九十九って、なにその中途半端な数字! あと一匹足せばキリがいいのに!
いや、問題はそこじゃないでしょ落ち着け、私!


