意外な事実に驚いていたら、急に胸元がポウッと熱くなった。
そういえば胸元に短剣を入れたままだった。
取り出してみると、柄の十二色の宝石が強い光を放っている。
その輝きを見た瞬間、頭の中のいろんな情報がすごい勢いで交じり合った。
私の髪に宿る霊力。
『時期がくるまでは絶対に髪を切るな』という両親からの言いつけ。
守り刀のとつぜんの異変。
すべてのことから導き出される答えは、もしかして……!
私は自分の髪を首の後ろでグッとつかみ、思い切って髪に刃を当ててみた。
すると、先生を攻撃したときはまるで役に立たなかったのに、今度は気持ちいいほどスパッと切れた。
やっぱり、このための守り刀だったんだ!
「えい!」
切った髪を先生に向けて思いきり投げつけると、髪は意思を持ったように宙にふわりと舞い上がった。
「ひぃ⁉︎ こっちに来るなー!」
恐怖に引きつった顔で逃げ出そうとした先生の全身を、私の髪がクルッと包み込み、激しく燃え上がる。
「ぎゃああーー!」
鮮やかな紅蓮の炎の中で、まるで踊るように身悶えながら先生が絶叫する。
こんなに威力があるなんて思わなかったからちょっとびっくりしたけれど、今がチャンスだ。
私はすぐに勾玉を拾って走り出し、本殿に飛び込んで、木箱に勾玉を突っ込みながら無我夢中で叫んだ。
「お願い、神様! どうか戻ってきて!」
そういえば胸元に短剣を入れたままだった。
取り出してみると、柄の十二色の宝石が強い光を放っている。
その輝きを見た瞬間、頭の中のいろんな情報がすごい勢いで交じり合った。
私の髪に宿る霊力。
『時期がくるまでは絶対に髪を切るな』という両親からの言いつけ。
守り刀のとつぜんの異変。
すべてのことから導き出される答えは、もしかして……!
私は自分の髪を首の後ろでグッとつかみ、思い切って髪に刃を当ててみた。
すると、先生を攻撃したときはまるで役に立たなかったのに、今度は気持ちいいほどスパッと切れた。
やっぱり、このための守り刀だったんだ!
「えい!」
切った髪を先生に向けて思いきり投げつけると、髪は意思を持ったように宙にふわりと舞い上がった。
「ひぃ⁉︎ こっちに来るなー!」
恐怖に引きつった顔で逃げ出そうとした先生の全身を、私の髪がクルッと包み込み、激しく燃え上がる。
「ぎゃああーー!」
鮮やかな紅蓮の炎の中で、まるで踊るように身悶えながら先生が絶叫する。
こんなに威力があるなんて思わなかったからちょっとびっくりしたけれど、今がチャンスだ。
私はすぐに勾玉を拾って走り出し、本殿に飛び込んで、木箱に勾玉を突っ込みながら無我夢中で叫んだ。
「お願い、神様! どうか戻ってきて!」


