果実と恋のバスケット






「あー、やっぱちょっと汚いな…」

「ですねぇ。私も少し片付けたんですけど、やっぱり日頃から片付けをしていない人が多くて…」

「って、お、オイ!なんでオレの方見るんだよ!」



まるで片付けをしていない、と言われているかのように視線を向けられたレモンくんは、弁明をするように慌てて言葉を言い募り始める。


確かに、ゲームセットのあたりは黄色のマーカーが付いたケースなどが散乱している。


レモンくんは、片付けが苦手なのかな…?




「まぁ、おふざけもそこまでにして。ブドウ、紅茶いれるから手伝って」

「わかりました」



リンゴくんとブドウくんが、白くてきれいなキッチンで紅茶の準備を始めた。