私はスケッチブックに手を伸ばす。
ページをゆっくり捲っていくと、そこにはカラーペンや色鉛筆で彩られた、数々のお菓子のデザインが。
アイシングクッキーのアイデアイラスト、旬のフルーツを使ったケーキの案、最近形が一定になってしまっているチョコレートのデザイン。
私はこのスケッチブックに、色々なオリジナルのお菓子のデザインとかを溜め込んでいるんだ。
その中でもよくできたものはお父さんたちに見せて、お父さんたちが気に入ったものは少しだけ材料とかを変えてお店に出される。
だから私も、このスケッチブックには一切の妥協は許さない。
毎日描き加えていっているスケッチブックには、文字とイラストがぎっしり詰まっている。
それを1つづつ確認してから、新しいまっさらなページを開く。
今日は何にしようかな…?


