イチゴくんが私の方を見て、唐突に笑う。
「だって、このお菓子、アイデアから作るのも全部一家でやってるんでしょ?すっごく可愛いイチゴの切り方されてたし、どうやったら売れるのかすごく研究されてるね〜!」
「あ〜、それ、僕も思った。なんかメニューに女子学生が好きそうなやつとかいっぱい載っているよね。客層をしっかり狙ってる。」
イチゴくんに同意するように頷いたリンゴくん。
テーブル備え付けのメニューを開くと、ショートケーキなどの王道ケーキたちが並べられているページを指さした。
「ほら、イチゴが食べたショートケーキはケーキを切ったときのイチゴの断面がハートになるように考えられてる。こっちのチョコケーキもデザインが他の店ではあんまり見ることのないデザイン。」
ブドウくんもリンゴくんの隣から顔を出して、うんうんと頷いている。


