そして、気づいたようにポケットをゴソゴソとした。 「ミカンくん?」 「あ…えっと、ね。俺、アンズに先に告白させちゃったじゃん?男として不甲斐なくて…リベンジしても良い?」 私が答える前に、ミカンくんはフロアに膝をつく。 「…どうか俺と、付き合ってください」 ミカンくんは私に向けて、小さなガラスの箱を指輪の箱みたいに恭しく開く。