果実と恋のバスケット




「ミカンくん…?」




そっとリビングへのドアを開けると、そこにいたのはメガネを掛けて雑誌を読んでいるミカンくん。



わあぁっ…!

私の彼氏、おしゃれすぎる…!





ミカンくんはすぐに私に気づいて、雑誌を本棚に入れてこちらへやってくる。




「アンズ!今日も来たんだね、いらっしゃい!」

「うん、毎日ごめんね、お邪魔しちゃって」

「全然。可愛い彼女に会える時間が増えてすごく嬉しいんだ。また明日も来てくれる?あ、もちろん暇だったらね!」

「私こそ。ミカンくんたちが大丈夫ならまた来させてもらいたいな。」




そう言うと、ミカンくんは嬉しそうに笑う。