果実と恋のバスケット




私が来るときは、なぜか私が教えたお菓子が必ず用意されている。

しかも彼ら独特のアレンジがされていて、成長していっているのが目に見えてわかる。





「アンズちゃんにそう言ってもらえて、僕も嬉しい。」

「あーっ!またリンゴくんがアンズちゃんに色目使ってる!」




そう言ってパタパタと駆けつけてきたのは、部屋着姿のイチゴくん。

ピンク色のフリルがたくさんついた部屋着は、イチゴくんが着るととても似合う。




「お邪魔してます、イチゴくん」

「ようこそ〜!あ、ミカンくんなら多分リビングだよ!」





ありがとう、とお礼を言ってリビングへ向かう。