果実と恋のバスケット




そう言って入口の方から、ひょっこりと苺色の髪の毛が覗く。




「イチゴくん!?」



「えへへ…ごめんね、アンズちゃん…」





ボク、振られちゃったのはなんでか知りたくって…ごめんね?

と謝るイチゴくん。




ってことは、全部見られてたのかな…?

ううっ、恥ずかしい…。



私のすぐ横では、ミカンくんが額に手を当ててため息を付いている。