果実と恋のバスケット





言葉通り恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、ちょっと恥ずかしそうに目を泳がせながらそう告げるブドウくん。


この人、お兄さんみたいって思っていたけれど、初心なところもあるんだな…。




「わっ、確かに!アンズちゃんに会いたすぎて忘れてたよ〜!ナイス、ブドウ!」




パチっといたずらっぽくウインクしたリンゴくんは、さっそく近くにおいてあったドリンクメニューを開いた。




「…忘れるとか、ブドウらしくないな。」





ミカンくんが眉間にシワを寄せて、なんとも言えない表情でブドウくんを見ている。

ふだんは、しっかりものなのかな…?