レモンは俺を屋上に連れて行った。 写真撮影スポットは、昨日随分盛況だったのか今日はもう誰もいない。 がらんとして、青空と美術部が描いたらしい絵以外見当たらない屋上に、2mほど離れて俺達は立っていた。 レモンが息を吸って、俺を指差す。