果実と恋のバスケット




「…好きな人でもいるのかな?」





リンゴはもう一度爆弾を落とし、「それじゃあ僕は行くね」と教室を出ていってしまった。





ガラガラと扉を閉める音が耳を震わし、俺は呆然としていた。




好きな人、か…。





頭が麻痺している。



…好きだ、好きだ、好きだ、好きだ。