ほんの少し歩み寄ってきた、レモン君の伸ばした手が、私の首元のネックレスに触れる。 「選んで、お願いだ」 レモンくんの瞳は、濁っていない。 驚くほど美しく、柔らかな淡い金色の光が満ちている。 澄んでいる。