果実と恋のバスケット





レモンくんはあまりボディタッチを好まないし、どちらかというとさっぱりしていてドライだから。






「なあ…」





少し弱々しい声がする。

そんな声がレモンくんから出るとは思わなくて、私はとっさにレモンくんの頭を撫でた。



くすぐったいのか、くすくすと笑う声がする。



なんだか、小さい子供みたいだ。