果実と恋のバスケット





えっ…?




「誰?ボクらの中の誰かなの?ねえ、教えて!お願い、お願い!」






私が唖然としている間に、イチゴくんは私に詰め寄ってくる。




「い、イチゴくんっ…?」

「って、あ…まさか…そういうこと?なにそれ、しばらくは勝ち目ないじゃん…」





ブツブツとなにかを呟いているイチゴくん。


もう一度そっと声を掛けると、イチゴくんはいつもどおりの笑顔でニコッと笑った。