果実と恋のバスケット





どうしよう…。






「…うん、わかった」





そう思った瞬間、イチゴくんが言葉を発した。



暗く沈んだ声ではなく、いつも通りながら…少し冷静さが表れている声音で。






「…仕方ないよね。ボクのこと好きでいてほしいけど、アンズちゃんがそうじゃないなら、無理強いするのは…良くないよね」




しっかりとした目が私を見据える。