一瞬よろけたけど、ソファーの背もたれでバランスを取る。
「ほら、イチゴ。アンズさんにご迷惑をかけないでくださいね。」
「あははっ、ごめんねぇ、アンズちゃん。ブドウくん。」
甘実くんの行動を注意する一房くん。
一房くん…なんだか、みんなのお兄ちゃんみたい…。
「それじゃ、信じてくれたところで改めまして。柑橘蜜柑だ。兄弟でややこしいから下の名前で呼んでくれ。」
柑橘くんお兄さん…ミカンくんがそう言いながら、柑橘弟くんを指差す。
「弟の柑橘檸檬。愛想も口も態度も悪いけど、まぁ仲良くしてやってほしい。こっちも下の名前でいいぞ」
「おいミカン!勝手に決めるな!」


